そのメールアドレス、流出していませんか?
2024年11月01日
先週の衆議院議員総選挙では、皆さんは投票に行かれましたか?
私は、大手メディアが提供している「ボートマッチ」を参考にし、自分の考えに近い候補者と政党に投票してきました。
どうも、技術管理部のWです。
さて、皆さんは大量に届く迷惑メールに頭を抱えた経験はないでしょうか?
通販サイトからの注文確認メールや公共料金の請求書、さらにはカード会社や宅配会社に成りすました確認メールなど、さまざまな迷惑メールが私たちの元に届きます。
最近では、迷惑メールの注意喚起を装った新たな迷惑メールも出回っており、その手口はますます巧妙になっています。
こうしたメールの背後には、実はメールアドレスが流出していることが原因の一つと考えられています。
そこで今回は、メールアドレスが流出していないかを無料で調べられる便利なツールを2つご紹介します。
まず一つ目は、大手セキュリティソフトメーカー「Norton(ノートン)」が提供しているWebツールです。
Noton「個人情報チェックページ」
(画像はホームページより引用)
このツールはメールアドレスを入力するだけで、いつそのメールアドレスやパスワードが流出したかを調べることができます。
登録は不要で、クリック一つで簡単に利用できます。
もう一つは、ウィルスバスターを開発・販売している「トレンドマイクロ」が提供しているツールです。
トレンドマイクロ「ウイスルバスター チェック」
(画像はホームページより引用)
このツールでは、メールアドレスとパスワードが何回流出したかを知ることができるだけでなく、Webサイトの安全性も確認できます。
メールなどに送られてきたリンクを送ることで、そのリンク先のサイトが安全かどうかを調べることができます。
(こちらはLINEと連携しているため、LINEの登録と公式アカウントの友達追加が必要です)。
私自身も試しに以前使っていたメールアドレスを調べてみたところ、どちらのツールでも流出していることが確認できてしまいました。
幸いにも、パスワードは流出していなかったため、一安心です。
現在使用しているアドレスも調べてみましたが、こちらは問題なかったので、これからも安心して利用できそうです。
もし流出が確認された場合は、何らかの対策を講じることをお勧めします。
放置すると、住所や氏名などの個人情報が漏れたり、カードの不正利用につながる危険性があります。
メールアドレスの変更が難しい場合は、せめてパスワードを変更したり、二段階認証を有効化したりするだけでも、予防につながります。
個人情報の流出は調べようにも調べにくい、と思われていそうですが、
実は企業が公開しているこのようなツールを使うことで簡単に調べることができます。
セキュリティ対策のためにも、気になった方はぜひ調べてみてください。