新たな歴史と出会う意義ある仕事。自分の文章が本になる喜びも。

高柳 俊輔

埋文調査部 調査員 2015年入社(中途)

現場での発掘調査と、その成果を資料にまとめる。

遺跡調査員として、発掘調査や報告書の作成などを行っています。鉄道や道路を新たに開発する際、そこに遺跡がないかを調べる試掘調査も大切な仕事のひとつです。 発掘調査の現場では、まず重機で遺跡が出る面まで掘削してから発掘作業に入ります。私たちの役割は、それぞれの工程で作業員の皆さんに指示を出し、全体を見ながら作業をすることです。これまで柏崎市や三条市、仙台市などの現場に携わりました。地域によって調査方法が異なる場合もあるため、その点に気をつけて仕事に臨んでいます。
仕事は大きく分けて現場での発掘調査とその結果をまとめる整理作業が中心です。顧客に提出する成果品をまとめる際は、誰が見ても分かりやすいまとめ方を心がけ、この分野に詳しくない人にも伝わるよう努めています。

考古学の面白さに魅せられて。山形から新潟へと移り住み、志を継続。

この業界で働く人は、子どもの頃から遺跡が好きだったというケースがほとんどですが、私が興味を持ったのは少々遅くて高校時代。地元の山形県で発掘調査の説明会があり、そこに参加したのがきっかけでした。地面からものが出てくるのが単純に面白くて、なぜここに埋まっていたんだろうと考えるだけで楽しかったのを覚えています。
本格的に勉強したのは大学に進んでから。実際に遺跡を掘り、発掘調査の面白みを実感しながら考古学を学びました。その後、公益財団法人の山形県埋蔵文化財センターに勤務。5年の任期を終えて、もっとこの仕事を継続したいと思っていたところ、新潟で行われた発掘調査のセミナーに参加して当社を知り、中途で入社しました。
前職では研究色の濃い活動が中心でしたが、当社は民間企業なので、成果をまとめ、それをビジネスにつなげていかなくてはなりません。そのバランスを測りながら作業するのも、面白みのひとつであるように思います。

自分たちの発掘したものが、もしかしたら歴史の謎を解明する大きな手がかりになるかもしれない。そんなロマンを抱くことができるのは、この仕事の魅力です。さらに成果をまとめた自分の文章が、本という形になって残ることも醍醐味でしょう。今後は、担当者として遺跡調査を行い、成果をあげるのが私の夢です。

学生へのメッセージ

発掘調査は大変なことも多くありますが、目標を持って取り組めばとてもやりがいのある仕事です。また、遺跡と関わる職種は調査員だけではありません。全体の工程管理を行う現場代理人、現場に設置したベルトコンベアーなどの設備を管理する現場世話人、表土を掘削する重機のオペレーター、実際に遺跡を掘る作業員などさまざまな役割があります。自分に合った道筋でアプローチできるのは、大きな利点だと思いますよ。

一日の流れ

  1. 7:30

    出社

  2. 8:20~

    安全朝礼

  3. 9:00~

    • 現場作業
    • 遺構精査
  4. 10:00~

    • 現場作業
    • 遺構掘削
  5. 12:00~

    昼食・休憩

  6. 13:00~

    • 現場作業
    • 遺構写真撮影
  7. 13:00~

    • 現場作業
    • 遺構
  8. 17:00~

    工程会議・翌日業務の確認

  9. 17:30

    退社